Unwrap the LOVE
優しさを贈るクリスマス

今年もクリスマスシーズンがやってきましたね。
ここLAでは、11月末のThanksgivingから一気に街がホリデーの空気に包まれます。屋根にツリーを括りつけた車が走り、あちらこちらで見かけるキラキラのイルミネーション。それだけで、街全体が心なしかハッピーな空気に。そして何より、大切な人たちと時間を過ごせる喜び。一年のイベントの中でも、やっぱりクリスマスは “特別な時間”。

皆さんは今年、どんなクリスマスを過ごしますか?
2025年最後のNeutralismは、みんなの大好きなクリスマスのお話です。

Chapter

クリスマスイルミネーション

01
Christmas Spirit

LAのクリスマスの過ごし方は、その年の気候次第でいろいろ。ビーチで裸足の年もあれば、寒くて家で映画三昧な年も。でも、どれだけ形が違っても、変わらないのは「家族と過ごす」というシンプルな過ごし方。だからクリスマス当日の街は驚くほど静か。それがかえって、家の中にある “ぬくもり” を、そっと想像させてくれます。

そして、アメリカのクリスマスを語る上で欠かせなくなった “Ugly Sweater(ダサいセーター)”。映画などで見たことがある方もいるかもしれませんね。その名の通り「え、これ着るの?」と恥ずかしくなるデザインのセーターだけど、家族と過ごす日だからこそ着られる。そんな “照れと愛情” が詰まった、比較的新しい習慣です。

アグリーセーター
実家に帰ると、母親が子供が着るようなセーターを用意していて、「これはもう着るしかないよね」と笑いながら袖を通す。その可笑しくて温かい “家族あるある” が、今や全米の定番行事になりました。
アグリーセーター
お気に入りをみつけて、その同じセーターを毎年着るのが◎。年に1度しか着ないけど、思い出が積み重なっていく大切な1枚。

セーターはダサいけど、その時間は温かい。家族の愛情とはそういうもので、センスなんてどうでもよくなってしまう。大切なのは、笑いながら同じ時間を共有できること。クリスマスは、そんな家族の心地よさを、改めて確かめ合う日なのだと感じます。Uglyなセーター1枚だけで、そう思わせてしまうのも、クリスマスの魔法かも。

アメリカのクリスマスプレゼントは、本当に素朴な“ちょっとしたもの”が主流。定番のマグも「あなたが最高のプレゼント」と書いてあったり、贈った人の朝やオフィスでの一息を毎回幸せにできちゃう。それって、実はとても豊かな贈り物。

02
Sustainable Joy

いまや世界規模でみても、クリスマス商戦は1兆円規模。 喜びと同時に、大量の “消費” が生まれるシーズンでもあります。だけど考えてみると、私たちが贈りたいものって、きっと “新しいモノ” より “相手が笑顔になる瞬間” そのものですよね。欲しいものがすぐ手に入る時代だからこそ、余計に “心のこもったギフト” が輝く気がします。手書きの手紙だとか、一緒に作る手料理、みんなで映画を観る時間など、どれも、モノより長く心に残る贈り物。

クリスマスクッキー
毎年つくるジンジャーブレッドクッキー。これも、家族と一緒に作る“時間”を大切にするためのもの。

やはり、幸せは “モノ” そのものではなく、“誰かを想う気持ち” に宿る。だからこそ今の時代、無駄にゴミを増やしたくはないし、必要以上にモノを買い足すよりも、一生残る温かさを贈りたいと思うのです。

毎年のようにやってくると思いがちだけど、実際は、人生で過ごせるクリスマスの回数はそう多くはありません。だからこそ今年は、「本当に大切なもの」を見つめる時間に。物を増やすより、一緒に過ごす時間。SNS映えより、心に残る会話。それこそが、“Sustainable Joy ― 無くならない幸せギフト”。そんな風に感じています。

年始に起きたLAの大火事。海岸沿いに並んでいた高級住宅が一瞬で灰になった景色に、「本当に価値あるものは何か」を改めて突きつけられました。心の温かさや思い出、助け合える大切な人たちとの繋がりこそ、一生消えない贈り物。

03
未来へ続く贈り物

私の家では、母と “パンプキンパイ” を作るのがクリスマス恒例。毎年、手を動かしながら、「あぁ、今年もこの季節が来たな」と思える時間が好きです。こうした小さな家族の伝統も、モノには真似できない、“心のギフト”。そして、未来に引き継がれる贈り物でもありますよね。

そこで今回は特別に、母のFamous パンプキンパイのレシピをご紹介!

 

材料:

・カボチャ 1個
・卵 3個
・ミルク(豆乳でも可)1 ½カップ
・砂糖(ココナッツシュガーも◎)80g
・生クリーム(植物性も◎)1カップ
・☆コーンスターチ大さじ3+ミルク大さじ3 (混ぜておく)

作り方:

①かぼちゃを小さく切って柔らかく茹で、ピュレ状に。

②温めたミルク+砂糖に卵を混ぜ、①に加える。

③生クリームと☆を加える。

④パイ生地または耐熱皿へ。180℃で40〜50分焼いて完成!

一緒に作る。そんな温かい時間を、このクリスマスに是非。

そもそも人は、誰か・何かを喜ばせることが好きな生き物。でも忙しい毎日の中では、つい自分のことで精一杯になってしまうことも。だからこそクリスマスは、少し歩みをゆるめて、優しさを贈り合いたい。

包装もリボンもいらない “温かさ” 。それがいま、世界を幸せにする尊いクリスマスギフトなのかもしれません。

どうか皆さんが、今年も幸せなクリスマスを過ごせますように。そして穏やかな心で、来る新しい年を迎えられますように。

 

Happy Holidays everyone ❤️

Photos by: SSNRS

Reporter : ROSE

LA在住のNeutralist(ニュートラリスト)。運動、食、遊び、ファッション、日々の生活を通して自身が「心地よい状態」でいられる事を目指しています。
ヨガインストラクター World Yoga Alliance YTT200認定。Yinヨガ認定インストラクター。

Reporter : ROSE